
仮に免震住宅だとしても、危険なことはあります。例えば、もともと液状化しやすい土地であったり、活断層の真上に家があったとしたら、それは全くの無力と化してしまいます。液状化現象というものは地震の揺れによって、砂質地盤が泥水のような状態になってしまうことをいいます。
液状化の可能性が高いのは、砂質地盤であって、地下水が地表面近くにまで来ているような地盤です。このような状態の地盤は、重量物を支持する力が低下しているので、その上に建っている構造物の沈下、傾斜が起こるようになっています。
当然ですが、このような現象は免震で防ぐことは出来ません。なので、液状化の可能性がある地盤で免震化するにはやめましょう。メリットはありません。それから、活断層の問題もあります。
これまでに大きな被害をもたらした、自身も、活断層が動いたことによって起こる、直下型地震でした。ちなみに、もしも建物の直下の断層で地震が起こった場合、免震建物だとしても全く力を発揮できません。ただ、少しでも免震建築が断層から離れているならば、免震の効果が期待できます。
なので、今後50年から100年の間に地震が起こる可能性が高い活断層の周りや直上に、免震建築を建てるのはやめておきましょう。免震住宅といっても、全ての条件の地震を防げるわけではないのです。いくら地震に対しての効果が高いといっても、こういった知識を持たずにいると、それこそ悪質な業者に引っ掛かる可能性も出てきます。十分に注意しましょう。